こんにちはNaoです
一眼レフで動画を撮るときに、まず初めに決める設定にフレームレートがあります。・・フレームレート?なにそれ??って思った「あなた」はまずこの記事から読んでみて下さいね。
カメラの設定画面をひらくと、フレームレートの項目でこんな数値が書いてある場合があります。「23.976」や「29.97」といった小数点以下が存在する数値です。これをドロップフレームといいます。
なおまっと君
たしかに、細かすぎますね(笑)数値自体を覚える必要はありませんが、この記事にたどり着いた「あなた」は気になっちゃうたちなはず(勝手に決めてスイマセンww)たとえば「24fpsで撮るって聞いたのに、23.976fpsしか選べないけど、これが24って事?」とか「この小数点の設定を選ぶと、なにか変わっちゃうんじゃないの?」みたいな小さな疑問でモヤモヤして気持ちよく撮影出来ない!!みたいな(笑)なぜならボクがそうでしたので(笑)この記事を読んで、そんなモヤモヤを吹き飛ばして気持ちよく撮影していきましょう!!
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なぜ小数点以下の設定があるのか?
これはズバリ!!「カラー放送するため」です!!
なおまっと君
もっと簡単に説明すると、現在のカラーテレビは29.97fpsで放送しています。なので29.97fpsで撮影しましょう。ということです。・・だとあまりにも無責任ですので(笑)
テレビの歴史からひも解いていきましょう!始まりはモノクロテレビ。モノクロ時代は30fpsで放送をしていたのですが、カラーに移行するためには、いままでの情報量より多い「色情報」を記録しなくてはいけなくなりました。その際に従来の30fpsだと上手くいかず、とられた手段が、フレーム数を29.97fpsへ変更する。という対応でした。・・どうですかね?伝わりましたか?・・まぁこれ以上深入りすると危険ですので(笑)!当時の技術では色々難しかったという事ですね(笑)
カラー放送するため技術的に29.97fpsを使用せざるを得なくなった。そしてこの0.03fps足りないフレームを「ドロップフレーム」と呼びます
なおまっと君
お!!いいところに気が付いたね!!では、次はそんな事情で誕生したドロップフレームは実際どういったものなのかを説明していきます。
ドロップフレームのイメージ
数字を見て意味を考えれば、なんとなく分かるかもしれませんが。通常の時間軸は30fpsです。これは実時間とまったくズレがないフレームです。ドロップフレームは29.97fps。実時間より0.03fps分ズレてしまいます。そのズレた分をごまかして帳尻合わせをしていきます。とっても分かりやすい動画がありましたので見て下さい。
このように一定の時間で帳尻合わせをしながら撮影しています。
なおまっと君
そ、そ、その通りなんだけど、上の項目でテレビの歴史を見たよね(-_-;)!!なおまっと君にはそこをもう一度読んでもらうとして(笑)ここからはボクの妄想だから未確認情報だけど、今の技術では30fpsで撮影することは簡単だけど、当時の技術だと難しくて29.97fpsにせざるを得なくて、いまだに変更出来ないぐらい全世界の基準として浸透しているのだと思います。
なおまっと君のせいで、ちょっと話が戻ってしまいましたが(-_-;)ドロップフレーム自体のイメージは分かってもらえたかな?
身近なもので例えると「うるう年」みたいなことですね。実時間とのズレを修正するために10分の間に数フレームだけ落としていく
一眼動画の設定は?
それではこのフレームはどんな時に選ぶべきなのかを説明をしていきます。
なおまっと君
ボクはSONYのa6500というミラーレス一眼で動画を撮影していますのでその機種に関しての確認方法を載せておきます。menu⇒TC/UB設定⇒TC FormatがDFならばドロップフレームです。NDFならノンドロップフレームつまり0.03フレームを落としていないフレームという事になります。
気を付けなくてはいけないのは、同じ作品の中にドロップフレームとノンドロップフレームそ素材が混在していると、0.03フレーム分のズレが生じてしまうということです。そして現在動画撮影で使える機体(スマホ・ビデオカメラ・コンデジ等)は、おそらく全て初期フォーマットでドロップフレームを採用しているはずです。あくまで仮説ですので、詳しく知りたい方は説明書を読むなりメーカーに直接確認をお願いします(笑)一応その根拠としてはNTSC=National Television System Committee(全米テレビジョンシステム委員会)というテレビの規格を決める機関がドロップフレームを採用しているからです。
若干難しい話なので脱線して誤魔化した感がありますが(笑)一つの作品の中でドロップフレームとノンドロップフレームが混在している状況はナシで、最終的にはテレビと同じ規格であるドロップフレームを選択していれば間違いないということです(笑)
今回の記事はここまでです。ボク自身もこの記事を書いていて深い部分までは理解できていない事が分かりました(笑)またしばらく修行をつんで書き直しをしていきますので温かい目で見守っていて下さい(笑)読んで頂きありがとうございます。
Editing the Life/Nao-Matt
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