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LGBTからの告白されたら?傷つけない断り方を短編映画を参考に考えてみよう

なおまっと君

同性からの告白を断りたい!

でも、相手を傷つけたくない。

LGBTからの告白を断ることは差別になる?

結論:傷つけない断り方はない!

告白を断られて「傷つかない人」なんて存在しません!

次に進むためには必要な傷もあります

Nao-Matt

大切なのは相手に“人格を否定された傷”を与えないことです。

「失恋の傷」には2種類あって、“告白を断られた傷”と“人格を否定された傷”です。

この2つの傷をしっかり理解することで、傷つけない断り方が分かります。

厄介なのは「同性からの告白を断る」=「人格を否定された傷」になりやすく、それが差別に繋がっていきやすい傾向があるということです。

この記事では、

この記事の内容

LGBTの短編映画「カランコエの花」を参考に

LGBTに告白された時に、人格を否定しない断り方

差別に繋がらないための注意点

を考えていきます。

この記事を読み終えると、LGBTへの理解や、自分の中にある考え方が深まると思いますので、最後までご覧ください。

「カランコエの花」をまだ見ていない人は、U-NEXTで見ることができます。

LGBTに告白された時のリアルを描いています。記事の内容には映画のネタバレも含みますので先に視聴することをオススメします。

告白を断れば、相手は傷つくもの

まず「告白を断る」時点で、相手は傷つきます。

大切なのは「人格を否定する」傷つけ方はダメということです。

冒頭でも書いたように、失恋の傷には2種類あって、「仕方のない傷」と「与えてはダメな傷」をしっかり理解する必要があります。

1、仕方のない傷

仕方のない傷とは、告白を断られた傷のことです。

どんなものでしょうか?

思いが届かない悲しさ

自分ではなかった。という不甲斐なさ

このような感情です

2、与えてはダメな傷

与えてはダメな傷とは、人格を否定された傷のことです。

どんなものでしょうか?

デブ

痩せ

ハゲ

キモイ

など主に容姿や、人格を否定された時に感じる感情です。

告白を断られた相手が、1の感情になるのは仕方ないのですが、2の感情を抱かせるのは話が違ってくる。

2がルール違反なのは、道徳のある人なら分かると思います。

では、相手がLGBTの場合で考えてみましょう。

LGBTとは?

LGBTとは、レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーのことです

これは人格や個性です。

つまり、イケメン・美人・デブ・痩せ・レズ・ゲイ・・

全て同じカテゴリーです。

イケメンも恋をするし、ハゲでも人を好きになるし、レズも恋をし、ゲイも人を好きになるのです。

問題は、LGBTに告白されると無意識にルール違反である「人格を否定」してしまうこと

映画「カランコエの花」では、「さくらはレズじゃないよ」このセリフが該当します。

そうです。レズという個性を持つ人に「レズじゃないよ」は、人格否定してしまってますよね。

良かれと思って言っているのが、なんとも切ないのですが・。


とはいえ、個性が生理的に無理な場合もありますよね?

そんな時の対処法も含めて次の章で解説していきます。

告白された時の、あなたの感情は?

相手を傷つけないように断るには「人格否定をしない」ことと、もうひとつ大事な要素があります。

告白された時の、あなたの感情です。

相手を傷つけないために自分にウソをついていてはストレスが溜まってしまいます。

きっとあなたの感情は4つに分類されるのではないでしょうか?

4つの感情

素直に嬉しい

意識するようになった

生理的に無理

無感情

素直に嬉しい

同性・異性関係なく、好意を持って貰えるのは嬉しい。

ありがとうという気持ち。

意識するようになった

まったく気にしてなかったけど、気持ちを聞いて意識するようになった。

生理的に無理

ありえない。気持ち悪い。嫌悪感。という感情。

無感情

特に何も思わない。

LGBTから告白された場合の断りかた

自分の感情+人格否定しない=傷つけない断り方

になります。

注意点は、自分の感情が「生理的に無理」な時に、相手の人格を否定しないことです。

4つの感情で具体的な断り方を例として紹介しておきます。

嬉しい時の断りかた

他に好きな人がいるから無理だけど、気持ちは嬉しかった

意識するようになった

この場合は、断る必要があるのか?

もっと自分も気持ちを確かめた方が良いかもです。

生理的に無理

絶対にNGなのは、「レズ・ゲイなんて無理」「キモイから考えられない」といった人格否定を含むこと。

なので「自分は異性じゃないと好きになれない」や「自分には、同性は無理なんだ」と自分の気持ちをメインに伝えるのが良いのではないでしょうか。

無感情

こちらの断りかたも「生理的に無理」と同じ感じになると思います。

LGBTからの告白を断ることは差別になる?

告白を断ること自体は差別になりません。むしろ相手も、無理なら「無理」と知った方が次に進めます。

差別を気にする場合は2種類あって、

2種類の差別

「差別している」と思われたくない

「差別はしたくない」という気持ち

この2つって、微妙に違うんですよね。

「差別している」と思われたくない

この場合、一番気にしていることは、「周りの目線」です。

差別しているかどうか?ではなく、自分がどう思われているか?を気にしています。

それ自体は問題ではありません。人間ですから、周りからの評価は気にしてしまうものです。

なので一度、周りの目線を気にせず自分の考えと向き合うのも良いかもしれませんね。

「周りの目線が気にしないなら、付き合える」と思うなら、あなたもLGBTかもしれません。

「差別はしたくない」という気持ち

そもそも差別的に見てしまうこともあると思います。人間ですから。

問題は差別しているかどうかより、差別していることを伝えたり広めたりすることです。

生理的に無理ならば、自分が距離をとれば良いだけの話です。

相手を遠くに行かせようとすることが間違っていると思います。

こんな誤解をしていませんか?

LGBTの人は「秘めておきたい」「周りにバレたくない」と思っている。

LGBTがバレることを気にしているのではなく、バレることで日常が壊れることを恐れているのです。

だからLGBTを秘密にするしかないのです。

このあたりの表現は映画「カランコエの花」で上手に再現されていました。

まとめ

最後にまとめです。

LGBTに告白された時に、相手を傷つけない断り方は

断り方

自分の気持ちを正直に伝えること。

人格を否定してはいけない。

差別かどうかは、自分の行動次第。

このような内容をお伝えしてきました。

今回記事内で紹介した「カランコエの花」の関連記事はこちらでまとめてあります。

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